2004 |
11,13 |
«さよならバイバイ»
※昨日の日記より少し内容がリンクしてます。
よければ、昨日の日記からご覧くださいませ。
それとちょいと暗い内容なので、苦手な方はパスしてください。
今月、色々と仕事がバタついてて、メールを読むことも出来ないほど時間が圧迫されてる毎日を送っております。
そして日記も遅れるわけですが^^;
僕には、定期的に( ゜Д゜)ウマーなものを食べにいく同期の友達が数人います。
そのグループで、日記にもいくつか書いたけど、フグや手羽先などなど、定期的に息抜きができる貴重な機会をもらってたわけなんです。
今日、夕方になって、ようやくメールを開いてみると、久々に同期からメールが来ていました。
−それは、そのグルメツアーしている同期の一人が死んだという報せでした。
つい、先日も築地に行ったばかりのはずの彼が突然亡くなったというメールが、全くその時点では信じられず、僕は慌てて他の同期に電話してみたんですが、その知らせが覆ることはありませんでした。
でも。。。僕は、その時点では、まだ全然それを事実として受け止めることはできなかったんです。
あまりに実感がなさすぎて、本当にまだこの時点では他人事でした・・・。
次の日、早退させてもらい、都内に通夜の為でかけました。
とても寒い一日。
白い息を吐きながら東京に着く頃には、微妙に通夜の時間を過ぎてしまったんスよね。
時間かけて東京に来ても間に合わずじゃダメすぎだと想い、落ち込んでいたんですが、メンバーの1人が「まだ今ならお別れできるし。一生後悔するよ、ココで帰ったら」と言い、僕をタクシーに放り込みました。
着いた場所は、小さなカトリック教会。
彼の家がカトリックだったということも、このとき初めて知りました。
もう親族の方が引き払おうとしているときで、どうにも声かけずらかったんだけど、思い切って「すみません、同期で仲良くさせていただいてた者です。遅くなってすみませんが、ご挨拶させていただけないでしょうか」と声をかけてみると、あっさりと場所まで案内していただききました。
「近くで顔見てやってください」
と声をかけてくれたのは、彼のお母さんでした。
意外とお母さん似だったんだな、とぼんやりと思うオレ。
まだ、全然この暗い教会に来ても、実感がわかないんです。
そして、棺の中にいつもの顔で横たわる彼の姿があって・・・。
彼は、もともと喘息持ちで、今回夜中に急な発作を起こして亡くなったということを彼のお母さんが教えてくれました。
そして、その場で、思い出話をしているうちに、ふと、生きている自分たちと、諾々と在るという状態であるということ−そして、存在が失われてしまうというのは、もう笑うことも怒ることも出来ないことだという当たり前のことを、ぐっと意識させられたんですよね;
結局死とは、我々がそれをどう受け止めるかという、生きている側にとっての線引きなんだろうか、と。
そして、僕が多分一番怖いのは、そこに彼がいなくなってしまっても、その痛みを、悲しみをどんどんと加速度的に忘れていってしまう自分に他ならないんだと、ふと思ったんです。
結局、オレにできることは、目を背けず、その痛みを、そして彼が生きていたという証をしっかりと憶えていることなんだろうって。
多分、それが怖いのは、言い換えれば、自分だっていずれその立場に立つだろうからということなのかもしれないけれど。
もちろん、生きていたって、自分のことを誰がいつも気にしてくれているかっていえば、思えば思うほど不確定で不安になるに違いないんだろうけど。
そして、帰りには、いつもの仲間でご飯を食べながら、献杯をしました。
いつもより一人少なくて、ちょっぴり狭い部屋。
結局、そのときには、もう悲しみというよりは、失われていく喪失感のが大きかったんだけど、それでいいんだと思いました。
ずっと、彼と笑ったことは憶えているから。
それ以上の重たいものを引きずらないのは、僕がまだ今を生きているからなんだって、そう思えたんですよね。
この出来事の重たさは、結局その後仕事以外のあれこれを(FF含めて)やれなくなっちゃうくらいのことだったんですけどね^^;
ただ、ふと某所で見たFLASHを見て、なんか腑に落ちた気がしたんです・・・。
結局、亡くなってしまっても、その人は無くなってしまうわけじゃなくて、その場で立ち止まってるだけなんだっていう内容のFLASHで。
一生に歩ける距離なんて限られてるし、いずれまた自分が立ち止まったときに会えるんだよって内容だったんスよね。
だから、自分が歩みを止める日まで、せめて歩き続けていたいな、と漠然と思う。
Kくん、ありがとう。
安らかにお休みください。
*
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/1387/walkingtour.html
上に書いたFLASHです。
ベタな内容ですが、今の自分にはちょっぴり沁みました;
よければ、昨日の日記からご覧くださいませ。
それとちょいと暗い内容なので、苦手な方はパスしてください。
今月、色々と仕事がバタついてて、メールを読むことも出来ないほど時間が圧迫されてる毎日を送っております。
そして日記も遅れるわけですが^^;
僕には、定期的に( ゜Д゜)ウマーなものを食べにいく同期の友達が数人います。
そのグループで、日記にもいくつか書いたけど、フグや手羽先などなど、定期的に息抜きができる貴重な機会をもらってたわけなんです。
今日、夕方になって、ようやくメールを開いてみると、久々に同期からメールが来ていました。
−それは、そのグルメツアーしている同期の一人が死んだという報せでした。
つい、先日も築地に行ったばかりのはずの彼が突然亡くなったというメールが、全くその時点では信じられず、僕は慌てて他の同期に電話してみたんですが、その知らせが覆ることはありませんでした。
でも。。。僕は、その時点では、まだ全然それを事実として受け止めることはできなかったんです。
あまりに実感がなさすぎて、本当にまだこの時点では他人事でした・・・。
次の日、早退させてもらい、都内に通夜の為でかけました。
とても寒い一日。
白い息を吐きながら東京に着く頃には、微妙に通夜の時間を過ぎてしまったんスよね。
時間かけて東京に来ても間に合わずじゃダメすぎだと想い、落ち込んでいたんですが、メンバーの1人が「まだ今ならお別れできるし。一生後悔するよ、ココで帰ったら」と言い、僕をタクシーに放り込みました。
着いた場所は、小さなカトリック教会。
彼の家がカトリックだったということも、このとき初めて知りました。
もう親族の方が引き払おうとしているときで、どうにも声かけずらかったんだけど、思い切って「すみません、同期で仲良くさせていただいてた者です。遅くなってすみませんが、ご挨拶させていただけないでしょうか」と声をかけてみると、あっさりと場所まで案内していただききました。
「近くで顔見てやってください」
と声をかけてくれたのは、彼のお母さんでした。
意外とお母さん似だったんだな、とぼんやりと思うオレ。
まだ、全然この暗い教会に来ても、実感がわかないんです。
そして、棺の中にいつもの顔で横たわる彼の姿があって・・・。
彼は、もともと喘息持ちで、今回夜中に急な発作を起こして亡くなったということを彼のお母さんが教えてくれました。
そして、その場で、思い出話をしているうちに、ふと、生きている自分たちと、諾々と在るという状態であるということ−そして、存在が失われてしまうというのは、もう笑うことも怒ることも出来ないことだという当たり前のことを、ぐっと意識させられたんですよね;
結局死とは、我々がそれをどう受け止めるかという、生きている側にとっての線引きなんだろうか、と。
そして、僕が多分一番怖いのは、そこに彼がいなくなってしまっても、その痛みを、悲しみをどんどんと加速度的に忘れていってしまう自分に他ならないんだと、ふと思ったんです。
結局、オレにできることは、目を背けず、その痛みを、そして彼が生きていたという証をしっかりと憶えていることなんだろうって。
多分、それが怖いのは、言い換えれば、自分だっていずれその立場に立つだろうからということなのかもしれないけれど。
もちろん、生きていたって、自分のことを誰がいつも気にしてくれているかっていえば、思えば思うほど不確定で不安になるに違いないんだろうけど。
そして、帰りには、いつもの仲間でご飯を食べながら、献杯をしました。
いつもより一人少なくて、ちょっぴり狭い部屋。
結局、そのときには、もう悲しみというよりは、失われていく喪失感のが大きかったんだけど、それでいいんだと思いました。
ずっと、彼と笑ったことは憶えているから。
それ以上の重たいものを引きずらないのは、僕がまだ今を生きているからなんだって、そう思えたんですよね。
この出来事の重たさは、結局その後仕事以外のあれこれを(FF含めて)やれなくなっちゃうくらいのことだったんですけどね^^;
ただ、ふと某所で見たFLASHを見て、なんか腑に落ちた気がしたんです・・・。
結局、亡くなってしまっても、その人は無くなってしまうわけじゃなくて、その場で立ち止まってるだけなんだっていう内容のFLASHで。
一生に歩ける距離なんて限られてるし、いずれまた自分が立ち止まったときに会えるんだよって内容だったんスよね。
だから、自分が歩みを止める日まで、せめて歩き続けていたいな、と漠然と思う。
Kくん、ありがとう。
安らかにお休みください。
*
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/1387/walkingtour.html
上に書いたFLASHです。
ベタな内容ですが、今の自分にはちょっぴり沁みました;
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