2005 |
03,19 |
ちょっと音楽つながりで、こんなものをご紹介しまっす。
まあ、最近話題のマンガなので、特にオレが紹介する意味があるのかと思いますが^^;
カンタービレという名前から分かるように、比較的珍しいジャンルともいえる音楽マンガ。
舞台が音大で、クラシックの世界を真正面から、面白おかしく描いた作品なんですが、これが面白かったんスよw
普通音楽マンガって、音がイメージできない分難しい部分あると思うんだけど、このマンガの場合、不思議とその曲を聴きたくなってしまう魔力があるような気がします。
キャラクター的には、俺様王子様キャラの千秋(♂)と、その隣の家に住むゴミのような部屋に住む不思議かつ変態キャラののだめ(♀)の2人の絡みが面白いんですよね、やっぱりw
特に、のだめは、楽譜の初見とかもさっぱりの癖に、聞いたものを不思議と覚えて弾くことにはピカイチ。
そして、天才アーティストたちをもなぜか弾きつける不思議な音を持っているというものの、本人には何のたくらみもない・・・そういう設定って、音楽に触れている者にとってはとてもツボな設定かもしれません。
自分がクラシックをやっていた頃、千秋みたいなキャラの人はとてもたくさんいた気がします。
自分が天才だと分かってて&周りもそう思ってたってタイプの人なんスけど。
とはいえ、本当に実力がぬきんでてるなという人は、不思議と何のたくらみもなく弾くタイプの人が多かったのも事実かも。
実は、僕が小学生の頃、同じ教室にはチャイコフスキーコンクールで優勝した上原彩子さんがいたりしたんですが、彼女なんかは本当にそういったタイプの人だったように記憶してます。
ただ、目の動きを見ていると、頭の回転の速い人なんだろうなとぼんやりと当時感じたのを覚えてたりはするんだけど。
あと、個人的に懐かしく読んでしまったのが、コンクールの描写。
音楽というのは、順位付けするもんじゃないという感覚もとてもとてもわかる一方で、聞いた瞬間に負けた、と実は感覚的にわかる瞬間があるんです。
それを図りながらコンクールにみんな臨んでるわけで、そうした心理描写が垣間見れてすごく興味深かったし、この著者はそうした経験があるか、もしくはよく知っている人なんだなと改めて感じてしまったり。
そうした演奏する側の心理や、そこで流れている音楽を視覚的に(言葉を伴って)描いているところが、本当に素晴らしいなあと思うわけなんです。
僕自身、昔出たピアノのコンクールで、似たような経験をしたことがあるんスよね。
運よく最優秀賞をもらったんですが、このときに周りと比べるという経験を初めてしたんです。
確か、課題曲は、ハイドンのピアノソナタだったんだけど、僕の前に弾いた女の子が、同じ教室でトップクラスの成績の女の子でした。
ずっと緊張してたくせに、彼女の演奏を聞いたとたんになぜか落ち着いたんですが・・・実は、聞いた瞬間になぜか自分はいけると思っちまいまして。
今思えば、スタッカートとかの処理の仕方くらいのもので、絶対的な上手さで自分が勝ってたとは思えないわけですが、不思議と俺が一番上手いと何故かそのとき思えたという・・・。
これこそが絶対的に救われない音楽家の性だよなあ、と今もよく思い出すんです^^;
少しマンガのほうに話を戻すと、このヒロイン(?)ののだめのありえなさが何より楽しいんですよね、このマンガはw
ぴぎゃー、とかありえない言葉を発しやがるわ、部屋はマジで汚いわ・・・。
そんな彼女が放置できなくなってくる千秋くんがまた面白いわけですが、「あの音が聞けねーじゃねーか」と最後は音に落ちてしまうところが、また音楽家の性っぽいよなあと^^;
自分にもそういうところがあるのですごいうなずいてしまったりしてw
というのも・・・。(とまた昔話モードw)
まあ、最近話題のマンガなので、特にオレが紹介する意味があるのかと思いますが^^;
カンタービレという名前から分かるように、比較的珍しいジャンルともいえる音楽マンガ。
舞台が音大で、クラシックの世界を真正面から、面白おかしく描いた作品なんですが、これが面白かったんスよw
普通音楽マンガって、音がイメージできない分難しい部分あると思うんだけど、このマンガの場合、不思議とその曲を聴きたくなってしまう魔力があるような気がします。
キャラクター的には、俺様王子様キャラの千秋(♂)と、その隣の家に住むゴミのような部屋に住む不思議かつ変態キャラののだめ(♀)の2人の絡みが面白いんですよね、やっぱりw
特に、のだめは、楽譜の初見とかもさっぱりの癖に、聞いたものを不思議と覚えて弾くことにはピカイチ。
そして、天才アーティストたちをもなぜか弾きつける不思議な音を持っているというものの、本人には何のたくらみもない・・・そういう設定って、音楽に触れている者にとってはとてもツボな設定かもしれません。
自分がクラシックをやっていた頃、千秋みたいなキャラの人はとてもたくさんいた気がします。
自分が天才だと分かってて&周りもそう思ってたってタイプの人なんスけど。
とはいえ、本当に実力がぬきんでてるなという人は、不思議と何のたくらみもなく弾くタイプの人が多かったのも事実かも。
実は、僕が小学生の頃、同じ教室にはチャイコフスキーコンクールで優勝した上原彩子さんがいたりしたんですが、彼女なんかは本当にそういったタイプの人だったように記憶してます。
ただ、目の動きを見ていると、頭の回転の速い人なんだろうなとぼんやりと当時感じたのを覚えてたりはするんだけど。
あと、個人的に懐かしく読んでしまったのが、コンクールの描写。
音楽というのは、順位付けするもんじゃないという感覚もとてもとてもわかる一方で、聞いた瞬間に負けた、と実は感覚的にわかる瞬間があるんです。
それを図りながらコンクールにみんな臨んでるわけで、そうした心理描写が垣間見れてすごく興味深かったし、この著者はそうした経験があるか、もしくはよく知っている人なんだなと改めて感じてしまったり。
そうした演奏する側の心理や、そこで流れている音楽を視覚的に(言葉を伴って)描いているところが、本当に素晴らしいなあと思うわけなんです。
僕自身、昔出たピアノのコンクールで、似たような経験をしたことがあるんスよね。
運よく最優秀賞をもらったんですが、このときに周りと比べるという経験を初めてしたんです。
確か、課題曲は、ハイドンのピアノソナタだったんだけど、僕の前に弾いた女の子が、同じ教室でトップクラスの成績の女の子でした。
ずっと緊張してたくせに、彼女の演奏を聞いたとたんになぜか落ち着いたんですが・・・実は、聞いた瞬間になぜか自分はいけると思っちまいまして。
今思えば、スタッカートとかの処理の仕方くらいのもので、絶対的な上手さで自分が勝ってたとは思えないわけですが、不思議と俺が一番上手いと何故かそのとき思えたという・・・。
これこそが絶対的に救われない音楽家の性だよなあ、と今もよく思い出すんです^^;
少しマンガのほうに話を戻すと、このヒロイン(?)ののだめのありえなさが何より楽しいんですよね、このマンガはw
ぴぎゃー、とかありえない言葉を発しやがるわ、部屋はマジで汚いわ・・・。
そんな彼女が放置できなくなってくる千秋くんがまた面白いわけですが、「あの音が聞けねーじゃねーか」と最後は音に落ちてしまうところが、また音楽家の性っぽいよなあと^^;
自分にもそういうところがあるのですごいうなずいてしまったりしてw
というのも・・・。(とまた昔話モードw)
随分昔の話なんですが・・・その当時グループで遊んでた中の女友達から、付き合ってほしい、と言われました。
正直なところ、彼女のことはそれほど好きというわけじゃなかったんですが、一つすごく引っかかったのが、彼女の歌だったんです。
本当に心地のよいアルト声の持ち主で、今でも彼女が歌うMISIAの「It's Just Love」とかすげースキでした。
断ろうと思いつつ、あの声が聞きたいと思う一心で結局付き合うことにしてしまったという・・・。
まあ、その後のことは聞かないでくださいorz
なんて全然マンガと関係ねーwww
まあ、千秋とのだめはなんだかんだでくっついちゃいそうな感じですけどね・・・才能を認め合うってのは大事なことだよな、うん。
マンガに再び戻ると。。。5巻のラフマニノフのピアノ協奏曲とかの描写はもう唸るくらいすっごいです。
久々に聞きたくなっちまったなあ・・・。
自分ではオケがらみの曲弾いたことないんだけど(伴奏みたいなのはあるのですが)、互いに高めあっていく過程が垣間見れて、思わずピアノに触りたくなっちまいました。
これを見て、クラシックに触れてほしいという音楽関係者が多いのもわかるんスよね。
僕個人としても、久しく遠ざかってたオケものを聞いてみたいなあと思った次第です。
やっぱり生で聞くと全然違うし、一度聞きに行きたいなあとうずうずしてしまったのでした。
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