2004 |
03,30 |
この前、家に帰る道をとぼとぼと歩いていたら、道の横の家の庭からふわふわとしゃぼん玉が飛んできました。
昔、このしゃぼん玉ってすごく不思議な代物だと思っていたことをふと思い出します。
自分がシャボン玉の中に入れないかなー、とかそんなことを感じて小さい頃は生きていたような気がするもんな。
まあ、大人になるとこうしたカラクリって結構わかってしまうわけなんですが、逆にこの年になると(?)こういうことが面白く思えてくるんですよねw
そんなわけで、今日はそんなしゃぼん玉のご紹介。
ちなみに、夢を夢のまま、という方には今日の日記オススメできません^^;
そもそも、しゃぼん玉って何で出来てるんだろ?
ということですが、元々の液体って大体が石鹸と水との混合なので、それはいいとして、そのさらに正体ということなんですが−実際は、水と界面活性剤というアイテムから成り立っております。
いわゆる石鹸とか洗剤みたいなもののように、洗浄作用や泡を作る作用があるものの総称がこの界面活性剤なんですけど、これの構造がしゃぼん玉のミソだったりします^^
これ、実は水にも油にも溶ける変わった代物なんスよね。
分子の骨格自体が、水にも油にも近い構造をしているためで、これが膜をつくるということらしいです。
水にも油にも近いというと、、、構造的にどうなのかと思ってたんだけど、調べてみるとエチルアルコールがそれに近い構造みたい。
CH3−CH2−OHという構造なんだけど、CH3-CH2の部分が油の構造に近い部分、OHがいわゆる水の部分という感じ。
この-OHというのが、水の分子を捕まえて、蒸発をふせいでるという作用があり、さらには分子量が大きいため、分子が動きにくく、液の粘性が高くなる=壊れにくくなる、これがしゃぼんだまのからくりというわけですなー。
実は、水には元々凝集能力というものがあって、泡が立ってもすぐに凝集してしまい、泡が壊れちゃうんスよね。
この水の作用があるため、上にある界面活性剤が活きてくるというカラクリがあったわけで、結構うまいことできてるんだな、と正直感心した次第でしたw
しかし、しゃぼん玉だって永遠のものじゃない。
いつか割れて、空気へと帰っていく。
これも、その割れる仕組みがちょっぴり興味深いところだったり。
それには、地球の重力が関係してます。
しゃぼん玉の膜を作ってるこの液体は、重力の影響で、当然時間が経つごとに玉の上から下へと流れていってしまうんスよね。そうすると、だんだんと頂点の膜の部分が薄くなってしまい、やがて穴があいちゃうというわけ。
ちなみに、薄くなってると、空気のチリなんかでも割れやすくなっちゃうというのも一因という感じでした。
そうすると、割れにくいしゃぼん玉を作るには、重力をなくすorぐっと減らした場所で、空気のバーナーかなんかで作れば、ずっと長持ちするしゃぼん玉が出来るんじゃないかな?と思ってみたんだけどどうでしょ?w
ま、人がいる場所で作るのは限りなく難しそうですな(´・ω・`)
空気の圧力だって結構バカにならないものがしゃぼん玉に対してかかってきてるのは取り払えないわけだし。。。
そう理詰めで考えちゃうと、しゃぼん玉って全然楽しくなくなっちゃうなという気になっちゃいますね、実際は^^;
それでも、そうやって割れないしゃぼん玉なんてのがどこかにあるのなら、一度は見に行ってみたいなあ。
巨大なしゃぼん玉ドームとかがあったら、すごい行ってみたいんだけど、そんな代物、自分が生きてる間には絶対できなさそうな予感^^;
はかなく割れるか割れないか、というところにちょっとしたドキドキを織り込みつつ、ふっと息を飛ばす瞬間こそが、しゃぼん玉の醍醐味なのかもしれないな、とぼんやり想います。
そして割れては膨らませて−それは、はじめに巻き戻すことになるのか、それとも。。。
昔、このしゃぼん玉ってすごく不思議な代物だと思っていたことをふと思い出します。
自分がシャボン玉の中に入れないかなー、とかそんなことを感じて小さい頃は生きていたような気がするもんな。
まあ、大人になるとこうしたカラクリって結構わかってしまうわけなんですが、逆にこの年になると(?)こういうことが面白く思えてくるんですよねw
そんなわけで、今日はそんなしゃぼん玉のご紹介。
ちなみに、夢を夢のまま、という方には今日の日記オススメできません^^;
そもそも、しゃぼん玉って何で出来てるんだろ?
ということですが、元々の液体って大体が石鹸と水との混合なので、それはいいとして、そのさらに正体ということなんですが−実際は、水と界面活性剤というアイテムから成り立っております。
いわゆる石鹸とか洗剤みたいなもののように、洗浄作用や泡を作る作用があるものの総称がこの界面活性剤なんですけど、これの構造がしゃぼん玉のミソだったりします^^
これ、実は水にも油にも溶ける変わった代物なんスよね。
分子の骨格自体が、水にも油にも近い構造をしているためで、これが膜をつくるということらしいです。
水にも油にも近いというと、、、構造的にどうなのかと思ってたんだけど、調べてみるとエチルアルコールがそれに近い構造みたい。
CH3−CH2−OHという構造なんだけど、CH3-CH2の部分が油の構造に近い部分、OHがいわゆる水の部分という感じ。
この-OHというのが、水の分子を捕まえて、蒸発をふせいでるという作用があり、さらには分子量が大きいため、分子が動きにくく、液の粘性が高くなる=壊れにくくなる、これがしゃぼんだまのからくりというわけですなー。
実は、水には元々凝集能力というものがあって、泡が立ってもすぐに凝集してしまい、泡が壊れちゃうんスよね。
この水の作用があるため、上にある界面活性剤が活きてくるというカラクリがあったわけで、結構うまいことできてるんだな、と正直感心した次第でしたw
しかし、しゃぼん玉だって永遠のものじゃない。
いつか割れて、空気へと帰っていく。
これも、その割れる仕組みがちょっぴり興味深いところだったり。
それには、地球の重力が関係してます。
しゃぼん玉の膜を作ってるこの液体は、重力の影響で、当然時間が経つごとに玉の上から下へと流れていってしまうんスよね。そうすると、だんだんと頂点の膜の部分が薄くなってしまい、やがて穴があいちゃうというわけ。
ちなみに、薄くなってると、空気のチリなんかでも割れやすくなっちゃうというのも一因という感じでした。
そうすると、割れにくいしゃぼん玉を作るには、重力をなくすorぐっと減らした場所で、空気のバーナーかなんかで作れば、ずっと長持ちするしゃぼん玉が出来るんじゃないかな?と思ってみたんだけどどうでしょ?w
ま、人がいる場所で作るのは限りなく難しそうですな(´・ω・`)
空気の圧力だって結構バカにならないものがしゃぼん玉に対してかかってきてるのは取り払えないわけだし。。。
そう理詰めで考えちゃうと、しゃぼん玉って全然楽しくなくなっちゃうなという気になっちゃいますね、実際は^^;
それでも、そうやって割れないしゃぼん玉なんてのがどこかにあるのなら、一度は見に行ってみたいなあ。
巨大なしゃぼん玉ドームとかがあったら、すごい行ってみたいんだけど、そんな代物、自分が生きてる間には絶対できなさそうな予感^^;
はかなく割れるか割れないか、というところにちょっとしたドキドキを織り込みつつ、ふっと息を飛ばす瞬間こそが、しゃぼん玉の醍醐味なのかもしれないな、とぼんやり想います。
そして割れては膨らませて−それは、はじめに巻き戻すことになるのか、それとも。。。
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