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Life in Progress

Bismarck鯖でおバカな日常を繰り返しているタルタルの、音楽と愛と欲望(?)に満ち溢れたFF11&リアル日記。
2025
01,18

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2004
09,26
ここ最近になって、LSメンバーのつながりから参加させて頂いている裏世界への挑戦。
9月の後半、もっとも苦労していたのが、デュナミス−ウィンダスでした。

ジュノ、サンドリア、バストゥーク、ウィンダスと4ヶ国の裏世界の中でも、もっとも難関だと言われているウィンダス。
道が狭く、マップは広い、さらにペットがサイレスを撃ってくるなど、微妙に嫌なポイントだらけなんスよね^^;
以前一度だけ挑戦したときも、散々な結果に終わった覚えがあります。

とはいえ、今参加している裏LSは、既にデュナミス−ザルカバードまで言っている人たち。
きっと、経験豊かな彼らについていけば、困難な裏ウィンもクリアできるだろうと甘い読みをしていたヤツがここにいました^^;
しかし。。。やはり現実はやはり厳しかったんですよ・・・。
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2004
09,25
※今日の日記を読む前に、昨日の日記を読んでない方は、そちらを先に・・・。
※じゃないと、楽しみが多分半減します^^;
 
2004
09,24
「行ってきまーす」
無言の家に投げやりな声を上げながら、バサっと大きな傘を広げた。
バタンと後ろ手にドアを締め、そっと手にしたそれを見やる。
男物の紺のストライプが入った傘。
僕の視界をさっと傘の影が掠めた。

雨が時折バケツをひっくり返した感じで降り続く中、だんだんと濃い色へと変化していく制服をなんとか庇いながら、僕は道を急いだ。
−雨はキライ。
いつだってそうだった。
こんなちっちゃな傘だけじゃ、僕を庇うことなんて出来やしないのに。
それなのに、小さな傘の中に無理に体を押し込めて歩いてる自分の姿は、なんだか自分自身をそのまま象徴しているかのようで、いつだって胸が痛かったんだ。

そんな自分が、この雨を待つようになって、どれくらい経つんだろうか。
この傘の裏にこっそりとホワイトマジックで書かれたTのサイン。
流暢な筆記体で書かれたそれは、元々僕のものではなく、あの人のものだった。
黙って取ってきたわけではない。ただ、返す日を待ち続けているだけ。
それなのに、どこか大事なものを奪い取ってしまったような、そんな軽い罪の意識と底の知れない喪失感に、僕は自分を濡らしていた。
  
φ

それは、紫陽花の花の色が淡い青からグラデーションを変えていく頃のお話。
水曜日のAM11:00。
僕がコンビニでメンズノンノを立ち読みしていると、突然ガラス越しの景色がくすむのが見えた。
一瞬ピカッと光った後、数秒してから響く遠雷の音。
1km以上先の地点で鳴っている、そうわかっていても、なぜか逸る鼓動に追い立てられるように、僕は外へ出た。

そうだ、傘もってないじゃん。
引き返して傘を買ってこようと思った僕は、ふと傘立てに一本突っかけられていた傘に気が付いた。
店内はこんな不安定な天気だからか、客は誰一人いない。

そして、お店のカウンターには、、、あの人がいた。
水田と書かれたそのプレートの上に乗っている、ちょっとクセッ毛の栗色のショートと、田舎の少女のように少し赤い頬。
その笑顔がなんだか忘れられなくて、でも通ってるみたいなのはイヤで。
週に2回くらいここで立ち読みをするようになってからもう2ヶ月くらいだろうか。
やがて、彼女が「つばきちゃん」と呼ばれていることを知った。

平日の午前中という狭間の時間帯だからか、店員は彼女以外の姿はない。
すると、この「T」の文字がついた傘はやっぱり彼女なんだろうか。
大きな男物の傘に違和感を感じながらも、紺色のストライプが妙に洒落てて、そう考えるとセンスいいのかも、とちょっと思い直してみたりもして。
鼓動が早くなる。
そして−音が消えた。

気付けば、僕は学校でその傘をバサバサと広げ、雨を払っていた。
休み時間はとっくに終わっている。
次は数学の時間だから、適当に言い訳していけばいいだろ。
そう思う僕の頭の中からは、だんだんと傘の映像が薄れていく。
  
φ

それでも、家に帰る度、雨の日にそれを手にする度に、その日の出来事は何度もフラッシュバックしていた。
ただ、それはもうどこか現実味がない映像になっていて・・・。
彼女のことを想像する度に湧き上がる淡い炭酸水のような、そんなどこか甘酸っぱくも痛い気持ち。
しぼんでは膨らむその気持ちは、やっぱりこの傘のようで、僕は思わず傘の柄をぐっと握り締めた。

通り過ぎる車が時折あげる水しぶきを何度も避けながら、僕は目的地に辿り付く。
目の前に見えてくるいつものコンビニを見て、僕は一度傘をくるりと回した。
まだ、彼女がいない時間帯だった気がするし、多分大丈夫。
音を立てないようにそっと傘立てに近付き、くるくるとまわしながら傘を回す。
そして、傘を立て掛け、何食わぬ顔をして僕はコンビニに入った。
「いらっしゃいませー」

−ツバキちゃんの声だった。
僕は思わず舌打ちをして、雑誌コーナーへとターンする。
チラチラとレジを伺っていると、やがて彼女は店の奥へと声をかけ、エプロンを外し始めた。
どうやら交代の時間みたいだ。
ひょっとしたら傘に気付くかもしれない、そう思えば思うほど、しなくてもいいはずの緊張が妙に高まってきた。

「店長、お先に失礼しまーす」
入口付近で柔らかいメゾソプラノの声が響いたかと思うと、次の瞬間、
「あれ、この傘・・・」
そういいながら彼女は傘を手にする。
−やっぱりツバキちゃんのだよな・・・。
なぜか湧き上がるうれしい気持ちと、さみしい気持ち。
そして、色を濃くする罪悪感。

「わたしが探してた傘ありましたよー!よかった・・・」
「おお、あの傘か。よかったね、ツバキちゃん」
そんな会話を聞きながら、コンビニを出ようと雑誌を元の棚に戻した時、客が一人入ってきた。
メットをかぶった若い男の人だ。

「・・・あれ、タロウくん、何してるの?」
「へへ、迎えにきちゃった」
タロウくんと呼ばれたその男は、メットを脱ぎ、彼女の傘を手に取った。
「ん?ツバキこの傘って・・・」
「うん、今見つかったの。誰かが間違えて持ってったのを返してくれたんだと思う。
ほら、タロウくんのサインも入ってるし」
え・・・と呆気に取られている僕を尻目に、その男は傘をくるくると回しながら、
「お前に貸すとロクなもんじゃないよな・・・って時間ないし、そろそろ行くか」
と彼女を促し、店を出て行った。
  
φ

あれから数年が過ぎ・・・。
そんな苦い想いが一杯だった雨も、今ではそんなに気にならなくなった。
キライだった雨。
そして、やがてせつなさを増した雨。
それも、自分なりの防御壁になるんだとわかった今では、いい思い出って言えるようになったんだろうか。

ドアを締めながら、僕は傘を開く。
「ツバキ、そろそろ時間が・・・」
「あ、トーマくん、ちょっと待ってくれる?あなたの旅行券がまだテーブルに置いてあるわよ」
そんな彼女の言葉に、僕は慌てて傘を投げ出し、家の中に舞い戻る。

投げ出された傘の裏には、掠れた文字でTのイニシャルが僅かに残っていた。
 
 
2004
09,23
前の日記でその1とか書いた後に、うっかりマツケンサンバの日記を書いてしまって、慌てて保留にしてるタレです。
だって、その1があるのに、その2が一週間後だと詐欺だし(っていうか待ってる人がいるのかしらんw)

というわけで、まあ移転問題の続きをば。

今回の移転に関しては、前の日記で書いたように、人間関係を一度仕切りなおして、という部分がきっかけでした。
やっぱり、あちこち八方美人的に顔を出してて、逆に自分がどこにいたらいいのか、自分がどこで必要とされているのか、それがわからなくなっちまったという感じなんスよね^^;
気のおける方数人+BBSでそっと告知をしたところ、様々な反応をもらいました。

一番多かったのは、驚きの反応なわけですが、その中の多くは、オレが選ぶ道なら応援する、というものでした。
で、とりあえずウィンダスに行って散々悩んだ挙句、とりあえず移転申請ー。
これでスッキリ移転だぜ!と言うわけでめでたしめでたし。
 

ところがそうは問屋が卸さなくて。。。
それ以降、ソロで行動している度に、移転のことを話した覚えもない友達からtellがきたり、遊びに行っていい?と言われたり。。。
そして、タレたんが行くなら移転する、って言い張って手続きしようとする友達もいたり。
その友達はどうやらLSのリーダーらしくて、そのLSの人からさらに僕にtellがきたりとかしてw

最初そんな感じだったものの、結局裏世界に行ったりプロミヴォンに挑戦したりで、忙殺される日々が過ぎていきました。
ちょうど移転締め切り前日の日。
暇だったのでコンシュタット高地で、ソロ狩人をやっていると(つよのミミズをひたすら遠隔でおいしかったw)、バインド→ストーンで一気にピンチに。
ちなみに、狩人はまだLv9ですがw
そこへ飛んできたケアルは、フレンドのエル赤さんからのもの。
といっても、どうやらジョブは白できたらしく。。。「なんでここにいるの?」と聴くと、「タレさんにナイショで会いにきました」とエル赤さん。
それから色々移転の理由を聞かれ、本当に必要とされたい自分というのを改めて見出すことが出来たように思います。

「本当に必要としてくれる人が数十人もいる人なんていないと思うし、無理だよね。
ただ、タレさんのことを必要だと思って、引き止めてくれたり、淋しいって思う人が1人でもいれば、それで十分なんじゃないかな?」
というエル赤さんの言葉は、すごく僕の胸に染みました。
そもそも、こうやってわざわざ自分のために時間を使ってきてくれる人がいるだけでも幸せなことだし、こんな人たちに出会えたことを捨ててまで行く価値があるところなのか、と。
そして、エル赤さんとお話してる時に、いつもリアルでもよく遊んでる黒タルの友達からtellがやってきました。

「タレっち、まさか移転とかしないよな?」
こいつにはウソつきたくない、と思ったけど、どうしても次の言葉が出ませんでした。
「・・・ごめん」
この言葉を言った瞬間、すごいオレも辛くなってしまってね;

すると、次の瞬間、いきなり鳴り出す携帯電話。
表示は、その黒タルさんでした。
なんでわざわざ電話なんやろ、と思いつつ取ると、第一声は、
「バカー!なんで勝手に行くんだよ。今すぐ取り消せって;」
いつも悪口ばっかり言い合ってる間柄なのに、珍しく陰りのある言葉を紡ぐ黒タルさんの言葉を聞いて、僕は初めて移転を選ぶことを後悔したんです。
さっきも言われたことなんじゃないかよ。
わざわざこんなことをしてくれる人が一人でもいれば、それで十分だろって。

 
移転受付最終日。
まだ少し迷ってたけど、僕はもう一つ新しい倉庫を作りました。
今度はRooibos(ルイボス)って名前で、これも南アフリカの紅茶のような茶葉の名前だったりw
これを早速ウィンダス石の区のガードに話し掛けて、移転手続き完了。
そして、もう一つやることが。
Taletのキャラを再び彼の地へと向かわせます。
−もう後悔しねーよな、オレ。
そう言い聞かせて、今度は逆の手順。

0時を過ぎて、黒タルさんからまた電話がありました。
「タレっち、取り消したんだよね?」
「移転、手続きしてきたよ」
「え。。。マジで行っちゃうのかよ。。。」
そして沈黙する黒タルさん。

「・・・倉庫がねw」
そう告げたオレが、後で散々黒タルさんから罵られたのは言うまでもありませんwww
そして、LSメンバーに、改めてこれからもよろしくって挨拶をすると、実はみんな、影でコッソリ相談してたらしく、あちこちから「移転しないってホントだよね?」とtellが^^;
ああ、本当に心配させてたんだな、と今になって知ることになるのでした。。。
一緒に行くよって言ってくれた友達には一応行かないニュアンスで伝えていたので、改めて挨拶をし、これからもよろしく、と恥ずかしながら言った次第です。

というわけで、散々悩んで、結局僕はBismarckに残る道を選びました。
一応新キャラがHardes鯖に行くことになりましたので、新しい場所へと旅立たれる方いらっしゃれば、ご一緒してくださいませ^^
そして、Bismarckで一緒に遊んでくれるみなさん、これからもどうぞよろしくお願い致します(*- -)(*_ _)
2004
09,22
いつかは書こうと思っていながら、なかなか日記が書けずに今日結果報告という形になってしまいますが。
なにかというと、移転についてのお話。
本来は10/4の日付で書きたいことなんですが、今できれば書いておきたいことなので、日付がずれちゃってすみませんです^^;

僕がいるBismarckサーバーでは、今まで移転の機会が2回ありました。
一度目がFairyへの移転、二度目がAsuraへの移転。
特に、一度目の移転というのは、自分の大事な友達が行ってしまったんですよね。
2人のナイトの友達が行ってしまい、盾役がいなくなったという現実的な悩みもありましたがw

そのうちの一人は、Lv60くらいの苦しかったとき(当時はLv61以降経験値が少なかったので)、固定で何度も一緒に組んでくれた人でして。
すっごくやさしいナイトさんで、今でもそのフェイスのナイトの友達(ヒュムのF4B)と遊ぶたびにそのナイトさんのことを思い出します。
ことあるごとに一緒に遊んでくれたんだけど、最近フレンドリストにも名前があがることはなくて、少し寂しい思いをしていたり。
また、もう一人のナイトさんも、Lv70付近で何度か組んでもらった方で、何度か新サーバー先でもメッセをやり取りしてます。
最近ちとご無沙汰してますが、元気してるかなあ。。。

というわけで、今まで見送る側で、そのつらさを知ってる自分がまさか移転を考えることになるとは思いませんでした。
今回の移転のニュースを聞いたとき、真っ先に移転しようと思ったんですよ。
この理由を話すと少し長くなるんですが、今後の自身の行動の指標をちゃんと作るためにもここで明らかにしておこうかなと思います。

皆さんと比べて多いか少ないかは主観の問題なのでなんとも言えないですけど、僕は比較的多くのフレに恵まれた方だと思っています。
レベルは比較的早い時期にLv75になったんですが、意外と下のレベルの人や、シーフや白などのレベル上げで出会った人たちとフレになる機会も多く、本当にありがたいことだなあ、と。
また、登録はしていなくても、比較的仲のいい人たちも多く、そういう点では本当に幸せなんです^^

ただ、それは同時に問題でもありまして。
以前自分のいたネオチーズというLSが崩壊してからよく思うようになったことなんですが、結局自分の居場所ってどこなんだろうなってことでして。。。
いろんな人と仲良くしている代わりに、どこにも出たり入ったりという感じになってしまって、行きたいといえばどこにでもいけるものの、結局どこの場所に対しても、言ってみれば補欠のような扱いになってしまってるんじゃないか、という危惧が自分の中にずっとあるんです。
現在メインとして2つのLSを持っていて、確かにここでは自分の居場所はあるんですけど、他のフレとのしがらみでできないことも多かったり、はたまた人数が足りなくてできなかったり。。。

そして、何よりネオチーズという僕のLSが崩壊したのは、ある意味必然だったし、前向きなことだったと今では思います。
でも、多分自分がもうちょいそういったことに意識的になっていれば、きっとある程度崩壊も防げたんじゃないかというジレンマがあるんです。
というのもですね。。。
まあ、ネオチはもともと6人くらいでまったりやってるLSだったんですが、自分としてはどこで何をしていようが、帰ってくるネオチという場所があるから、安心していろいろなところに甘えて出かけていたんです。
空LSにいったり別の友達のLSメンバーと遊んだり。。。それに加え、7月頃ってFFからやる気が減退気味で、いまいちやってなかったんですよね;
ネオチーズでは、どちらかというとイベント隊長兼ムードメーカみたいな役回りだったような気がするんですけど、個人の趣向がバラバラしかけてた時期に自分がいなかったことで、一気にそういった溝が広がってしまったんじゃないかと、今になって思う次第なんです。
だから、まあ今回の移転というのは、今一度自分がちゃんと関係を築けるだけの関係に絞って、もう一度やり直したいという願望もあって。

自分の我が侭だってことは重々わかってはいるんですけどね^^;
でも、自分がフレンドとして名前が載ってるだけのフレにはなりたくない、でも実は引っ込み思案なところがあるんで、声をかけてもらうことで、先にもいった自分の居場所を確認してるという側面もあって。。。
そういう状況からの脱却だと自分では考えています。
あと、まあ言い方は悪いんスけど、移転するという話をすることで、改めて自分がフレンドのみんなにちゃんと必要とされているのか、ここにいてほしい人だと思われているのか、それを知れる機会になるのかなと思ったんです(;´Д`    
こんな方法でしかそれを探ることができない自分が情けなくもあるわけですが。。。

でも、このことを告知することで、本当にいろいろなことを学ぶことができたわけなんです。
以下、次の日付で^^;

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プロフィール
HN:
タレ
性別:
男性
職業:
ホストと言われるけど違います(´・ω・`)
趣味:
音楽だいすっき!
自己紹介:
Bismarck鯖でぼんやりと生きています。
音楽大好き(聞くのも弾くのも作るのも)、それなりに拘るけどがむしゃらは好きじゃない、PTは会話がないとつまんない・・・そんなヤツの日常ですが、よかったら見てやってくださいませっ。

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