«real emotion»

池袋オフから一夜明けて。

ちょうどオフのときに話題に出てたのが、「今までのFFって何やった？」という話。
その中で、なんか賛否両論になってたのが、FF10-2の話でした。
僕自身、10-2はまだ触れたことがありません。

正直、興味は結構あるんです。
FF10は自分の中でも大好きなお話だったし、彼女のその後が見られるというのは、一つの楽しみでもあり。
でも、それ以上にネガティブな情報・意見が多くて、自分としても、イマイチそれ以上の思い入れを持つことができず。

つーわけで、昨日はネタで盛り上がって、なぜか「オレは10-2を買う！買うったら買ってやるー！」という気持ちになっていたのが不思議w
人に反対されればされるほど燃えるのがこう、オレらしいではないですかなんとも。
と、一応他人事のように書いてみましたw

で、ちょうどセールをやってて、近くのGEOという中古ゲームショップで安く叩き売りされてたので、早速購入。
家に帰って早速プレステのスイッチをON。

3分後。
あのおしとやかだったねーちゃんがなんか歌い狂ってますけど。。。
そして、まるでギャル雑誌のモデルのようなモーションと飾り文字で登場する人々。
( ゜Д゜)o0(オレ、何を買ったんだろう。。。)

まあ、始めてみれば、ちゃんとあのFF10のヒロイン、ユウナだということはわかりますけどねw
ただ、なんていうのかな、ノリ自体はちょっと無理しすぎな感もありつつ、まあ楽しくないわけじゃない。
まだ序盤だけど、多分2年後の世界を回るのも楽しいんだと思う。
けれど、最初からポーンとシナリオ選択に投げ出されるのはどうにもこうにも違和感が＾＾；

あと、個人的に気に入らないのは(最初からこればっかりでスミマセンw)、ミニゲームがやたらめったら多いこと。
ミニゲームって苦手なんです、基本的に。
これが自由にやらせてくれたり、本編を妨げない程度だったりすれば面白いのになあ。
FF10でもそれだけは実はちょっと苦手でした。チョウチョ追いかけたり、落雷よけたりするヤツねw

しかし、まあなんだかんだ言って楽しそうでもあるのは事実。
着替えを「あほらしーw」といいつつバンバンやってたのは多分このオレです、ハイw
あと、肝心のストーリーに関してですが。。。
あー、以下ちょっぴりネタバレです。
FF10未プレイの方は注意してください。
　
　

　
　
　
　
　
　
　
　
　
というわけで。
僕がこのゲームに何を期待してるかというと、微妙な年頃のあの時期に、一番大好きな人との別れをあんな形で経験した女の子が、どうやってそれを消化しているのか、何が彼女を突き動かしてるのか、なんです。
彼女にとって初恋だった相手なわけじゃないスか。
死というキーワードが渦巻くスピラの中で、彼女の死というのは常に中心にあった。
死の予感と、それに対比する彼の生というのが美しくコントラストを描いていたのが、FF10の前半のお話だったと思う。
それが、中盤見事なまでにひっくり返り、最後には改めて彼女が立ち上がる決意を見せたエンディング。
最後に見えた幻光虫に「思い出してください」という言葉が被さったとき、その言葉は過去を振り返る言葉ではなく、あくまでもその時代に生きようとする意思からの言葉として僕は聞こえたような気がします。

それでも。
やっぱり人だからこそ、一度抱えた熱というのは、そう簡単に冷めるものじゃない。
彼女が築いた幸福は、彼女自身の孤独を浮き上がらせる結果になっていやしないか。
妙に明るいノリのユウナを見て、なんとなくそんなことを感じたのでした。
なんていいつつ、まだストーリーレベルは1なんですけどね。。。w
　

しかし、FF10-2って、出るってわかった時点で、FF10のお話を殆どネタバレしてるよなあ。
このつくりってどうなんだろと思わなくもないんですけど＾＾；