2005 |
04,06 |
約束、という言葉に触れることがあります。
昔はよく指きりげんまんとかをして、互いの意思を半ば強制的に確認する機会が多かった覚えがあるわけですが、大人になるにつれ、約束という言葉で括られることはすごく減ってきてしまったような気がするんです。
たとえば、会社とかでよくある締め切りというのは、なんだか約束とは違うような気がして。
携帯が登場してからというもの、そもそも時間を互いに計って意識しあうということも、どこか以前に比べたら縛りが緩くなっちゃってるようにも思うしw
守るべきこと、という意味以上に、約束という言葉にはなにか因縁めいたというか、人の意思の介在する余地が大きいような気がするんです。
FFを始めてから、叶えられない約束を何度かしたことがあります。
以前日記に書いた、双竜脚の思い出とかがそうなんスけどね。
約束だぜ、とかって言葉に出すときは、どちらかというと、互いの意思をすり合わせたり、はたまたその希望に対して大いなる呪いをかけるということだったんだな、と改めてよく思います。
呪いってのは、決して変な意味じゃなくてですが^^;
言って見れば、言葉自体に強い意志がこめられてるようなもんでさw
今日の話は、そんな叶えられない約束の話。
昔はよく指きりげんまんとかをして、互いの意思を半ば強制的に確認する機会が多かった覚えがあるわけですが、大人になるにつれ、約束という言葉で括られることはすごく減ってきてしまったような気がするんです。
たとえば、会社とかでよくある締め切りというのは、なんだか約束とは違うような気がして。
携帯が登場してからというもの、そもそも時間を互いに計って意識しあうということも、どこか以前に比べたら縛りが緩くなっちゃってるようにも思うしw
守るべきこと、という意味以上に、約束という言葉にはなにか因縁めいたというか、人の意思の介在する余地が大きいような気がするんです。
FFを始めてから、叶えられない約束を何度かしたことがあります。
以前日記に書いた、双竜脚の思い出とかがそうなんスけどね。
約束だぜ、とかって言葉に出すときは、どちらかというと、互いの意思をすり合わせたり、はたまたその希望に対して大いなる呪いをかけるということだったんだな、と改めてよく思います。
呪いってのは、決して変な意味じゃなくてですが^^;
言って見れば、言葉自体に強い意志がこめられてるようなもんでさw
今日の話は、そんな叶えられない約束の話。
FF11の世界に飛び込んで一週間が経った頃、僕はマウラの港に立っていました。
僕が始めたときというのは、レベル60キャップになっていたものの、不思議とあまり高レベルな人を見かけたことがなかったんですよね。
たぶん、高レベルな人はみんなジュノにいたからだと思うんスけど。
当時のマウラは、今と違って初心者たちでワイワイとにぎわってました。
たぶん、WINDOWS版がリリースされて数ヶ月という時期だったからだと思うんですが、日本人ばかりなのにほぼ今のNAの初心者の方たちとおんなじような感じで、とにかく無茶しまくりw
その日は、とりあえずサポートジョブアイテムを取ろうと思って、躍起になってました。
レベルはたぶんまだ14くらいだったっけ。
サポなしのモンクだったけど、不思議とあの時は拾ってくれる人がいるありがたい環境でした。
・・・というのも、パーティーが6人固定じゃなかった時代だったんですよ!www
一人はみ出しちゃうけどいいや、って7人パーティーが出来たりしてたんスよね。
そして、その日はというと・・・「ボギーを倒しに行きませんか〜?」というシャウトが。
それを聞いたオレは、大丈夫かなあと思って、ちょっと一歩引いてみてたんです。
というのも、当時のオレらにとって、ボギーなんてかなう敵だと思っていなかったから。
一度パーティーに入っているときに絡まれて、さくっとやられた思い出しかなくて。
ただ、だんだんと人数が集まり、フルアライアンスに近くなっていたので、とりあえず参加希望を出して入ることに。
Lv18以下の前衛後衛入り混じった感じのすごいアラがそこにありました。
なんとなく人数のパワーで、ボギーが倒せる気になってきちゃった我々。
「まあ、こんだけいれば楽勝じゃない?w」
そんな声が漏れてくる中、いよいよ真夜中のブブリム半島へと出発。
ボギーが出ているのは僅かな時間。
いつもはビクビクと怯えながら行くブブリムの乾いた道も、今日ばかりは平気です。
「うあ」
突然上がる声と、誰かがやられていく音。
「ゴブがいる!!!」
アラという場が故に、逆に意思疎通ができず、一人があっさりと死亡。
そして、その血の匂いに手繰り寄せられたかのように、のっそりとそれは姿を見せました。
「ボギーーーーーー!」
待ち焦がれていたはずの黒いお化けが、オレらの背後から強烈なガ魔法を唱え、やがて数人のHPを奪っていき・・。
挑発もできない情けないタルモンクだった僕は、ひたすら手ごたえのなさに焦燥感を覚えながら殴り続けました。
−結局、フルアライアンスいたはずなのに、何もできないまま半壊。
僕は命からがら逃げたものの、マウラにたどり着けたのは結局4,5人でした。
そのとき一緒に逃げたヒュームのモンクさん。
互いに何もできない口惜しさと、モンクは本当は強いってことを言い合いながら、
「いつか絶対強くなって再会しようぜ」という彼。
オレも、「おう、絶対強くなろうーw」なんて答えながら、パーティーが半壊したことも忘れ、なんだか同族意識みたいな感覚がわきあがって嬉しかったのを覚えていて。
なかなかログインできないという彼と、そんなことを言いつつ散り散りになったパーティーが解散した後、話して別れたんスよ。
あのときは、不思議と、フレンド登録しちゃったら、その約束の価値が半減しちゃうような気がしてた。
結局はそのまま別れ、それから彼の姿を見たことがないんですよ^^;
あー、すげーもったいないことしちゃったなあと今でも思うんですが。
実はもう名前すらうろ覚えになってしまったんだけど、風吹き荒れるブブリムに降り立つ度に、ふとそんな「いつか」に馳せた約束を思い出しちゃったりするんです。
そんな約束の積み重ねで、ヴァナディールは出来てるのかな、なんて思いつつ。
余談ですが、そんな果たせない(と思っている)約束の切なさが滲み出た作品が恐らくコレかなーと。
要所だけ切り取りすぎてる嫌いもあるけど、よく出来た作品だなーと思いました^^
僕が始めたときというのは、レベル60キャップになっていたものの、不思議とあまり高レベルな人を見かけたことがなかったんですよね。
たぶん、高レベルな人はみんなジュノにいたからだと思うんスけど。
当時のマウラは、今と違って初心者たちでワイワイとにぎわってました。
たぶん、WINDOWS版がリリースされて数ヶ月という時期だったからだと思うんですが、日本人ばかりなのにほぼ今のNAの初心者の方たちとおんなじような感じで、とにかく無茶しまくりw
その日は、とりあえずサポートジョブアイテムを取ろうと思って、躍起になってました。
レベルはたぶんまだ14くらいだったっけ。
サポなしのモンクだったけど、不思議とあの時は拾ってくれる人がいるありがたい環境でした。
・・・というのも、パーティーが6人固定じゃなかった時代だったんですよ!www
一人はみ出しちゃうけどいいや、って7人パーティーが出来たりしてたんスよね。
そして、その日はというと・・・「ボギーを倒しに行きませんか〜?」というシャウトが。
それを聞いたオレは、大丈夫かなあと思って、ちょっと一歩引いてみてたんです。
というのも、当時のオレらにとって、ボギーなんてかなう敵だと思っていなかったから。
一度パーティーに入っているときに絡まれて、さくっとやられた思い出しかなくて。
ただ、だんだんと人数が集まり、フルアライアンスに近くなっていたので、とりあえず参加希望を出して入ることに。
Lv18以下の前衛後衛入り混じった感じのすごいアラがそこにありました。
なんとなく人数のパワーで、ボギーが倒せる気になってきちゃった我々。
「まあ、こんだけいれば楽勝じゃない?w」
そんな声が漏れてくる中、いよいよ真夜中のブブリム半島へと出発。
ボギーが出ているのは僅かな時間。
いつもはビクビクと怯えながら行くブブリムの乾いた道も、今日ばかりは平気です。
「うあ」
突然上がる声と、誰かがやられていく音。
「ゴブがいる!!!」
アラという場が故に、逆に意思疎通ができず、一人があっさりと死亡。
そして、その血の匂いに手繰り寄せられたかのように、のっそりとそれは姿を見せました。
「ボギーーーーーー!」
待ち焦がれていたはずの黒いお化けが、オレらの背後から強烈なガ魔法を唱え、やがて数人のHPを奪っていき・・。
挑発もできない情けないタルモンクだった僕は、ひたすら手ごたえのなさに焦燥感を覚えながら殴り続けました。
−結局、フルアライアンスいたはずなのに、何もできないまま半壊。
僕は命からがら逃げたものの、マウラにたどり着けたのは結局4,5人でした。
そのとき一緒に逃げたヒュームのモンクさん。
互いに何もできない口惜しさと、モンクは本当は強いってことを言い合いながら、
「いつか絶対強くなって再会しようぜ」という彼。
オレも、「おう、絶対強くなろうーw」なんて答えながら、パーティーが半壊したことも忘れ、なんだか同族意識みたいな感覚がわきあがって嬉しかったのを覚えていて。
なかなかログインできないという彼と、そんなことを言いつつ散り散りになったパーティーが解散した後、話して別れたんスよ。
あのときは、不思議と、フレンド登録しちゃったら、その約束の価値が半減しちゃうような気がしてた。
結局はそのまま別れ、それから彼の姿を見たことがないんですよ^^;
あー、すげーもったいないことしちゃったなあと今でも思うんですが。
実はもう名前すらうろ覚えになってしまったんだけど、風吹き荒れるブブリムに降り立つ度に、ふとそんな「いつか」に馳せた約束を思い出しちゃったりするんです。
そんな約束の積み重ねで、ヴァナディールは出来てるのかな、なんて思いつつ。
余談ですが、そんな果たせない(と思っている)約束の切なさが滲み出た作品が恐らくコレかなーと。
要所だけ切り取りすぎてる嫌いもあるけど、よく出来た作品だなーと思いました^^
PR
カレンダー
プロフィール
カテゴリー
最新記事
(04/18)
(03/17)
(02/15)
(12/15)
(11/15)
最新TB
ブログ内検索