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Life in Progress

Bismarck鯖でおバカな日常を繰り返しているタルタルの、音楽と愛と欲望(?)に満ち溢れたFF11&リアル日記。
2024
04,25

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2005
06,11
最近、お昼御飯を外に食べに行く機会が少しずつ増えてきました。
お昼ごはんくらいちょっとゆっくり食べたいなあというのもありまして。
ただ、どこも混んでるし、お昼にあまり沢山食べる気もないので、手ぶらでブラブラ出てはコーヒー屋さんに行くことも多かったりしてw

そんな中、財布と携帯だけ持ってくのではつまんないっつーことで、最近本屋さんに立ち寄って文庫本を一冊買って、そこに併設されたエクセスシオールカフェでランチってのが多いです。
ちょっぴり読み込んで、続きはまた明日、みたいな感じでさ。
そうやって文庫本片手に出歩くって感覚、個人的には少し懐かしくもあり、そして少し背伸びした感じもありました。

懐かしさの原因になってるのは、実は小学校卒業時の思い出だったりするんです。
僕が今まで一番ストレスなく楽しかった場所として思い返すのは、小学校5・6年生のときのこと。
小学5年生の春から新しい学校へ転校したんですが、そこのクラスは今までの人生の中でも一、ニを争うくらいに楽しいコミュニティでした。
クラス40人が皆で休み時間に大縄跳びとかをするような、奇跡的に仲のいいクラスだったんだよなな。

それは、当然のことながら、担任の先生の力が本当に大きかった。
僕のその後の人生にいろんな影響を与えてくれた先生で、言葉は乱暴だけど、目がいつも優しい先生だったんスよね。
ただ・・・思えば、学校全体の雰囲気が嫌いじゃなかったのは、校長先生の影響だったのかもしれません。
非常に知的で優しい雰囲気の穏やかな方で、生徒の名前もよく覚えていらっしゃったのか、僕にもよく声をかけてくれた先生だったんですよ。
校長先生なのに、全然偉ぶったところもなくって。

その校長先生が、最後の校報に寄せた文章のことを今でもくっきりと覚えています。
表題は、「ポケットに文庫本を詰めて、外へ出かけよう」。


僕が学生の頃、遊び道具は少なかった。
唯一の楽しみは、尻ポケットに詰まっていた。
野原に出かけ、おもむろにポケットから潰れた文庫本を取り出し、太陽や草の匂いに囲まれながら、素敵な本と時間を過ごしたことは、今でも大切な思い出になっている。
君たちも、晴れた日に素敵な本を一つもって外に出かけてごらん。
今の時代では古臭いかもしれないが、君たちの人生をきっと豊かにしてくれる。



とまあ、要約ですし、実際の文章はもっと素敵な文章でしたがw
文庫本1つポケットに詰めて、外に出かけようってフレーズがなんだか印象的だったことを、ふとまた思い出したんですよね。
ちょっと尻ポケットに入れるには大変なのでやらないけど、そんな憩いのひとときって素敵だよなあ、と改めて思う今日このごろ。
といっても、結局暑いし、アイスラテとか飲みながらになっちゃうんですけどねw
もうじき梅雨なので、外に出る機会を逸していきそうな感じもあるけれど、たまにはそんなステキな本、ステキな音楽を片手に外に出かけたいなあ。

 
ちょっと蛇足ですが・・・僕は本読んでて話に夢中になってくると音が消えるんです。
全然周りの音が耳に入らなくなるというか。
そんな方いらっしゃいますかねぇ・・・。
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文章発掘したーw
えーと、記憶がだいぶ間違ってたみたいで、本当はやっぱりもっとステキな文章でした。
今読んでもいい文章だったので、反応ないのは承知で、ひとつご紹介をw


「ポケットの宝」
カッコイイ中学生になる方法をお教えしたい。
それは簡単なこと。
ポケットに文庫本を入れて歩くのだ。
そんなこ、と馬鹿にしないで、ぜひやってみてください。

ぼくが中学生だったとき、ズボンの尻ポケットに、たとえば「石川啄木歌集」があった。
今と比べたら想像もつかない粗末な作りの文庫本だったが、ぼくの宝だった。
友だちと土手の草地にねころがって、そのボロな宝を開く。
そうすると、きゅうに「青春シテル」気分になってきて、血がさわいだ。
いまもそこで読んだ短歌のきれはしが、空を行く雲の白さといっしょによみがえってくる。

ぼくは、あのころの尻ポケットの宝に今も感謝している。

ここのところきまって毎朝、金山駅(※名古屋のターミナル駅ですw)の同じベンチで、文庫本に読みふけっている一人の若者を見かける。
ああ、いい光景だ、カッコいいなあ。
この若者も、ジーンズのポケットにその文庫本をつっこんで、ここにやってきたのだ。
ぼくはうれしくなってしまう。
土手の草地はなくても、文庫本を開く場所はどこにだってあるのだ。

「啄木歌集」が時代おくれだと言うなら、今はやりのものだっていい。
そういう「文化」あるいは「教養」が、これから育とうとするきみたちあなたたちのすぐそばにあることを、ぼくは強く強く願いたい。

どうか笑わないで、みなさんもポケットに一冊、しこんでください。
そして、カッコよくしかるべき場所で開いてください。
そうしているみなさんとどこかで出会えたら、ぼくはうれしくて、思わず握手なんてしてしまうだろうな。


今読み返してみると、全然オレのまとめた文章と違いますね・・・w
でも、この文章は、ずーっと心の中で眠っていた気がするんです。
今校長先生がどこで何をしてらっしゃるかはわからないんだけど、もし会う機会があれば、お礼を言いたいなあって思います。
あなたの素敵な文章のおかげで、その後の僕の人生はすごく豊かなものになりました。
どうもありがとう、と。
タレ: 2005.06/20(Mon) 15:16 Edit
集中力(-_-;)
女子なので尻ポケットの機会が少なかったのですがw、
文庫本もって長湯は結構しましたww。
私集中力あまりないせいか、音があると小説の世界に入っていけないんで、風呂場ってのは寝る前の布団の中に次いで絶好の読書スペースだったんですよ。まあ、その分、本代かかりますが。(´Д⊂
集中すると音が消えるのはうらやましいなあ〜。
ぽー: URL 2005.06/21(Tue) 00:32 Edit
お風呂いいッスよねぇ^^
布団の中といい、お風呂といい、確かに読書スペースとしては最適ですよね、本当に。
といってもお風呂でうまく本をぬらさずに読めなくて、大体湿気や水で本がいたんじゃうんですけど^^;

まあ、音が消えるってのは、本当に面白い本の場合なんですけどね^^;
雑念が入りやすい内容だと、ホント集中できないですw

って尻ポケット、確かに女の子に進められないな・・・w
タレ: 2005.06/22(Wed) 03:16 Edit
無題
基本的に集中すれば無音@なっちです(笑)
よく言えばほんと、メリハリのきいたσ(´∀`●)ァタシ w
お尻ポッケ?
…ジーンズのお尻ポッケに文庫本入れて、って、
卒論シーズンで、時間を惜しんで読まなくてはいけない!
そんな時期だったけど(笑)
すぐ読める、バッグじゃなぃ!ってのが好きだなー♪
なつ: 2005.06/22(Wed) 11:19 Edit
無題
ハタときがついた。本当に尻ポケに文庫本って入るのかな?
で、試してみた。今履いてるのはジーンズ……入りません!
半分に折りまげて入れればはいりそうですが、本を傷めるような事はできません!w

学生服なら入ったんだろうか…。でも昔から本を傷めるような事が嫌いなので、基本的に本をポケットにいれるのは反対です♪バックに入れて持ち歩きましょう。
読み終わったら古本屋でリサイクルだっw
資源は大切にね♪(でんこ)
Fou: URL 2005.06/23(Thu) 13:26 Edit

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プロフィール
HN:
タレ
性別:
男性
職業:
ホストと言われるけど違います(´・ω・`)
趣味:
音楽だいすっき!
自己紹介:
Bismarck鯖でぼんやりと生きています。
音楽大好き(聞くのも弾くのも作るのも)、それなりに拘るけどがむしゃらは好きじゃない、PTは会話がないとつまんない・・・そんなヤツの日常ですが、よかったら見てやってくださいませっ。

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