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Life in Progress

Bismarck鯖でおバカな日常を繰り返しているタルタルの、音楽と愛と欲望(?)に満ち溢れたFF11&リアル日記。
2024
03,29

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2004
12,02
まったく、兄貴は見た目に寄らず人遣いが荒い。

兄貴、と言っても、俺とは全く血縁関係はない。
ただ、俺が慕ってそう呼ばせてもらっているだけだ。
盗賊上がりの俺の命の恩人で、実際腕っ節もかなりたつ。
どこか捕らえどころがなくて、それでいて不思議と芯の強さがあって、昔じゃ考えられないが、今の俺は兄貴の為に何かをしたいという想いだけで生きているような気がする。
「あ、ヤンガス。あの橋を渡ったあたりに村が見えない?」
「どれでゲスか?」
昔から遠視のヤンちゃんと謳われたこの目で遠くを見やると、確かに微かに煙が立ち昇っているのが見える。
おそらく、あそこはリーザス村の家の煙突からの煙が細長く棚引いてるだけだろう。

「まさか、今から向かうでゲスか?」
「うん、明るいうちに向かってみようかと思ってさ。王も姫もなんだか動きたいみたいだし」
そういってからっと笑う顔を見ると、何も反抗できなくなる。
兄貴は、その剣の強さとは裏腹に、顔もまだ子供のようだし、何より瞳があまりに真っ直ぐすぎて、盗賊上がりの俺には正面から見つめられないほどだ。
まだこうやって旅をするようになってからはそれほど時間は経っていないけれど、兄貴のその瞳は、不思議と人を落ち着かせ、そして惹きつける力があるんだと思う。
かくいう俺も、こんな真っ直ぐな人間と共に旅をするのははじめてのことで、いつもそんな自分が不思議で仕方がない。
もっとも、兄貴の傍には、明らかに性格が曲がったとしか思えない化け物、もとい、トロデーン王がいるわけだが。

「なにか言ったか?」
「お、おっさんいつの間に!?」
この緑色の魔物の外見をしたのがトロデ王だということは、さすがに最近になって違和感がなくなってきた。
なにせ、この魔物、口調がむかつくほどに偉そうなのだ。
自分の外見に対して、その口調がどれだけ人に不快感を与えるかわかっているのだろうか。
まったく、兄貴の真っ直ぐさを見習ってほしいものだ。
「・・・さては、また何か悪いことを考えてるな」
「フン。俺は兄貴の命令しか聞かないんでい」
そんな俺たちの様子を見て、兄貴はクスクスと笑いながら、
「さてと、それじゃ出発しようか。姫、お待たせしました」と馬の背を丁寧に撫でた。

途中、スライム達をなぎ倒し、リーザスの村が近付いてきた。
ここら一帯は、確か有名な貴族が支配している地域だったはずだ。
「えーと、誰だったかな、この辺り治めていたのは」
「ヤンガス、この辺り来た事があるの?」
「へぇ、昔はよくこの辺りでドングリを拾って遊んでたもんです」
そう言って頭をかく俺に、馬上のトロデ王は、これまた偉そうな口調で、
「・・・どうせかっぱらいでもしてたんじゃろう。全く、教育がなっとらんな」
と吐き捨てるように言ったようだが、俺の素敵な耳にはそんな台詞は聞こえない。
もっとも、この後の兄貴の台詞、
「じゃ、この辺りでキャンプしようか。ヤンガス、申し訳ないけどそのあたりの兎捕まえてきてくれるかな」
という言葉は、悲しいかな、シカトすることはできなかったわけで・・・。
兄貴ときたら、なんだかんだいって、トロデ王までうまく懐柔して、ご飯とか作らせてるんだぜ。
本当に臣下だったのか、たまに疑わしくなるときもある。
そんな兄貴のために何かをするのは決して悪い気分じゃないのは事実だったりもするのだが。

そんなわけで、本当に兄貴は人遣いが荒い。
でも、今日もそんな自分がちょっぴり嬉しい。
今日も明日も、旅は続いていく。
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2004
12,02
まったく、兄貴は見た目に寄らず人遣いが荒い。

兄貴、と言っても、俺とは全く血縁関係はない。
ただ、俺が慕ってそう呼ばせてもらっているだけだ。
盗賊上がりの俺の命の恩人で、実際腕っ節もかなりたつ。
どこか捕らえどころがなくて、それでいて不思議と芯の強さがあって、昔じゃ考えられないが、今の俺は兄貴の為に何かをしたいという想いだけで生きているような気がする。
「あ、ヤンガス。あの橋を渡ったあたりに村が見えない?」
「どれでゲスか?」
昔から遠視のヤンちゃんと謳われたこの目で遠くを見やると、確かに微かに煙が立ち昇っているのが見える。
おそらく、あそこはリーザス村の家の煙突からの煙が細長く棚引いてるだけだろう。

「まさか、今から向かうでゲスか?」
「うん、明るいうちに向かってみようかと思ってさ。王も姫もなんだか動きたいみたいだし」
そういってからっと笑う顔を見ると、何も反抗できなくなる。
兄貴は、その剣の強さとは裏腹に、顔もまだ子供のようだし、何より瞳があまりに真っ直ぐすぎて、盗賊上がりの俺には正面から見つめられないほどだ。
まだこうやって旅をするようになってからはそれほど時間は経っていないけれど、兄貴のその瞳は、不思議と人を落ち着かせ、そして惹きつける力があるんだと思う。
かくいう俺も、こんな真っ直ぐな人間と共に旅をするのははじめてのことで、いつもそんな自分が不思議で仕方がない。
もっとも、兄貴の傍には、明らかに性格が曲がったとしか思えない化け物、もとい、トロデーン王がいるわけだが。

「なにか言ったか?」
「お、おっさんいつの間に!?」
この緑色の魔物の外見をしたのがトロデ王だということは、さすがに最近になって違和感がなくなってきた。
なにせ、この魔物、口調がむかつくほどに偉そうなのだ。
自分の外見に対して、その口調がどれだけ人に不快感を与えるかわかっているのだろうか。
まったく、兄貴の真っ直ぐさを見習ってほしいものだ。
「・・・さては、また何か悪いことを考えてるな」
「フン。俺は兄貴の命令しか聞かないんでい」
そんな俺たちの様子を見て、兄貴はクスクスと笑いながら、
「さてと、それじゃ出発しようか。姫、お待たせしました」と馬の背を丁寧に撫でた。

途中、スライム達をなぎ倒し、リーザスの村が近付いてきた。
ここら一帯は、確か有名な貴族が支配している地域だったはずだ。
「えーと、誰だったかな、この辺り治めていたのは」
「ヤンガス、この辺り来た事があるの?」
「へぇ、昔はよくこの辺りでドングリを拾って遊んでたもんです」
そう言って頭をかく俺に、馬上のトロデ王は、これまた偉そうな口調で、
「・・・どうせかっぱらいでもしてたんじゃろう。全く、教育がなっとらんな」
と吐き捨てるように言ったようだが、俺の素敵な耳にはそんな台詞は聞こえない。
もっとも、この後の兄貴の台詞、
「じゃ、この辺りでキャンプしようか。ヤンガス、申し訳ないけどそのあたりの兎捕まえてきてくれるかな」
という言葉は、悲しいかな、シカトすることはできなかったわけで・・・。
兄貴ときたら、なんだかんだいって、トロデ王までうまく懐柔して、ご飯とか作らせてるんだぜ。
本当に臣下だったのか、たまに疑わしくなるときもある。
そんな兄貴のために何かをするのは決して悪い気分じゃないのは事実だったりもするのだが。

そんなわけで、本当に兄貴は人遣いが荒い。
でも、今日もそんな自分がちょっぴり嬉しい。
今日も明日も、旅は続いていく。
2004
11,29
−人生とは、取捨選択の連続である。
そんなことを言い出したのは、誰だったのだろうか。
もしくは、こんな言葉を言ったヤツがいる。

「オレたちがどんな過去を背負い、
どんな悩み、希望を持ってたとしても……
できることと言ったら、
行動“する”か“しない”を選ぶくらいなんだ……」
だから、そのするとしないの基準を決めておけばいいんだ、と。

そして、俺は今テレビの前で考え込んでいる。
ここは全員格闘でいくべきなのかッ!?
2004
11,28
▼ぼうけんしょを新しく作成しますか?−はい
                        いいえ

いつもと同じように始まる画面で、不思議と心が遠くに飛ばされるのを感じる。
そんな子供のようなわくわくを覚えるのがドラクエのスタートだ。

名前は4文字。
大体において、優柔不断なO型のオレはこれを決めるのが苦手だ。
ドラクエ7までは自分の実名でやったり、説明書にあるエニクスにしたり。
でも、今回はせっかくなので、タレットにしてみる。
ちなみに、FFでは名前を変更しない派だったりするのだけれど。

突然のスライムとの戦闘。
仲間が見えるってのはすごく新鮮な感じがする。
それでも、ちゃんとわかるドラクエテイスト。
ダメージが吹き出しで出るのにはちょっとした違和感も。

「それじゃ、そろそろ行くぞい」と、馬上の緑の魔物がしゃべりかけてくる。
仲間なのか、コイツはーッ!
そして、もう一人一緒に戦ってくれるガラの悪いチンピラが「兄貴、そろそろ」と話し掛けてくる。
今回はひょっとして超兄貴みたいな旅なのか・・・?

しかし、どうやらこの緑の魔物と馬は、トロデーン城というところの王様と姫様らしい。
この城に封印されていたすんごい魔力の杖が奪われてしまい、その時にかけられた呪いだとのこと。
主人公は、そのトロデーンで働いていた兵士らしいのだけど、なぜか茨の呪いで眠りについた城の中で、呪いを受けなかったらしい。
このあたり、不思議な力を持っている主人公という伝統なのかなあ。

ほどなくしてトラペッタという街に着いた。
初めての街。
つい面白くて、あちこち走り回っては話し掛けてみる。
リアルな感覚で走り回れるので、逆にたんすを開けたり壷を割ったりする伝統が、すごく奇妙な行為に映るのだけど。
「ようこそ、ここはトラペッタの街よ」と話すお姉さん。
そういうRPGらしき台詞も、ドラクエだと不思議と違和感がない。

FF11で慣れているとはいえ、細かい路地を走り回る感覚は不思議な感じでもあり、同時に迷う要素もたっぷり。
井戸の前の家、という指定を受けて、探してたのに、1時間も迷っちゃっう自分が情けなくもあり。
動かし方もほぼFF11のそれなのだけど、唯一違うのが、主観視点にしたときのカメラの動かし方。
上下の動かし方が全く逆だったりして、その修正がいつまでたってもできない。
でも、その他FFでの操作と同じようにできるというのは、逆にいえば動かすことにストレスを感じないということ。
たっぷり歩き回るうちに、なんとなくどんな街の構造かもわかってきた。
−冒険ってこういうことなんだな、とぼんやりと思う。

こんな感じで、タレットの冒険が始まりました。
とりあえず言えることは、階段マークがNeeeee!!ってことと、壷割るのに罪悪感あるってことスかねぇ。。。
今のところ、楽しんでやっておりますv
明日以降、ちょっとずつ冒険の記録をご紹介するかなー(’-’*)
2004
11,26
ぎゃーー、FF11のblogなのに全然FFのネタがないのは何故ですかッ!!!!!!
A.仕様です。

というわけで、12月も半ばのはずなのに未だに11月末期の日記を書いてるタレです、こんにちは。
11/26といえば、11/27の前日なわけです。
そして、11/27といえば・・・そう、アレが出やがりました。
ドラゴンボールZ・・・じゃなかった、そうドラゴンクエスト8です。

ということで、ドラクエ前日祭ということで、部屋とドラクエとタレ、でお送りする今日の日記。
そもそも、僕とドラクエの最初の出会いはドラクエ3でした。
当時、まだ小学校入ってまもなくのペーペー(?)だった僕の家に、親父が買って来てくれたドラクエ3。
僕自身は記憶にないんですが、どうも婦人雑誌に攻略記事が載ってたくらいに、誰もが騒いでた時代らしいとか。
そして、僕も初めてのRPGをはじめてみることに。
武闘家カッコエエなあー、と思いつつ、組み合わせはオーソドックス。
勇者、武闘家、僧侶、魔法使い。
まあ、戦士はいないけど、黄金のパーティーといえなくもない感じ?

アリアハンの街を出て、オーストラリアのような大陸を練り歩き、初めてのダンジョン。
そして、行き着く新しい村。
何もかもが新鮮で、街の人に話し掛けるだけで楽しかった。
でも、そんな日は長くは続かなくて。
あまりに熱中する兆しを見せた息子を見て、親が心配したのでしょうか。
突然ある日、我が家からファミコン本体とソフトは姿を消したのでした。
あれが、そもそものゲームに対する渇望の始まりだったのかもしんないな^^;

結局、新しい大陸にすら渡れずに、僕の最初のドラクエ体験は幕を閉じまして。
その後、高校に入ってから、我が家にスーファミが再びやってきて、僕が触れたRPGはFF6でした。
あまりのテクノロジーの進歩に腰を抜かしつつ、再びドラクエを手に。
やり始めたのがドラクエVでした。
ところが・・・結局無駄にレベル上げる習慣に慣れず、エルヘブンって街で止まっちゃったような気がするんだよな。
息子と娘がいつできたのかが激しく気になり、当時は友達とそんなアフォな会話をしまくってた気がwww

月日が経ち、ドラクエVIはなんとなく弟のプレイを見ていたら満足してしまい、ドラクエ7に。
いつまで経っても起こらない戦闘や、激しくチープなCGにうんざりしつつも、ストーリーテリングの巧みさに突き動かされるようにプレイ。
石版が割れてるだとーッ。集めて返したよ、これでいいんでしょ。
あー、見事に村も解決。
次の世界へ・・・ってまた石版ないんかいッ。
−これを何度繰り返したことでしょうか。
とりあえず、悪役と思われるボスをどかっと倒し、無事平和が戻ってきましたー(*´∀`)
・・・あれ、2枚目がある・・・。

そんなこんなで、もう最後の方は惰性で続けつつもなんとかクリアできました。
これが初のドラクエクリアだったわけなんですが・・・。
正直、スキル覚えるのは面白いけど、時間が果てしなくかかり杉。
それでも楽しみになるドラクエ8。
あーん、今回はCGもしょぼさを感じないし、面白そうなんだよー><
トランクスも出てくるし(違)。

というわけで、いよいよ明日からうちのタレットくんは、黒髪のアニメ顔になって、ドラゴンボールを集めてきます。
ブルマ斬りッ。残念!
とりとめもなく終わります。
・・・こんな日記ですみません、ネタがないんでs(死

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プロフィール
HN:
タレ
性別:
男性
職業:
ホストと言われるけど違います(´・ω・`)
趣味:
音楽だいすっき!
自己紹介:
Bismarck鯖でぼんやりと生きています。
音楽大好き(聞くのも弾くのも作るのも)、それなりに拘るけどがむしゃらは好きじゃない、PTは会話がないとつまんない・・・そんなヤツの日常ですが、よかったら見てやってくださいませっ。

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